お金のこと

【気になる】採用8年目が退職!退職金はいくらもらえた?

いつもお世話になっております。あずまです。
30歳で公立小学校教員からIT企業の教育部門へと転職しました。

今回のテーマはこちら!

「採用8年目が退職!退職金はいくらもらえた?」

教員からの転職を考えたとき
「俺はやりたいことがあって転職するんやー!」
「お金じゃないのよ!理想を追い求めるわ!」
と言いつつも、やっぱりお金は気になるのが本音ですよね。

転職先の給与やボーナスなどは転職活動を進めていく中で分かると思うのですが、案外分からないのが退職時の退職金。

定年退職をする際の退職金は「なんか2000万円くらいもらえるんでしょ?」という感じで知っている方も多いのではないかと思うのですが、転職する際に退職する場合の退職金って知らない方が多いのでは?と思うわけです。

そこで今回は、採用満8年で教員を退職した際の退職金についてお伝えしていこうと思います。ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

結論

結論、結局のところいくらもらえたのかということからお伝えします!
退職の際にもらうことのできた合計額は・・・

176万9779円

果たしてこれが高いのか安いのか、私はよく分かっていないのですが、内訳などは、これから詳しくお伝えしようと思います。

退職金はいくら?

退職金そのものはいくら?

皆さんが1番気になるのは「退職金がいくらなのか?」ということだと思います。
では気になる退職金の金額がこちら!

161万6535円!!

これは新卒から勤続満8年での金額です。

私自身は退職金には全く期待をしていなかったので、明細を見たときは「え!?こんなもらえんの!?」と、驚きました(笑)

特に使う予定も無かったので、今は投資用の資金として楽天銀行に眠っております。

ただ、これが「こんなもんやろ」と言うべき金額なのか、それとも「安すぎる!」「高すぎる!」という金額なのかはちょっと分からないのですよね…。

もらえる退職金の計算方法は?

8年間教員をすれば、これくらいの退職金がもらえるという、なんとなくの感じはつかんでもらえたのかなと思うのですが、ご自身の退職金を計算するにはどうすればよいのか、調べてみました。

まずは退職金の計算方法なのですが、

退職金 =(退職日の給料月額)×(自己都合退職の場合の支給割合) + (調整額)

このような式で計算できる…らしい。なんか見てるだけで嫌になってきますねぇ。

どうやら下記の図の中の当てはまる数字を使って計算するみたいです。

内閣官房サイト 国家公務員退職手当支給率早見表より一部抜粋(PDF)
興味のある方は、ぜひ一度計算してみてください。

計算することすら面倒だ!という方は「教員 退職金 目安」などと検索をすると、勤続年数ごとの退職金の目安を書いてくれているサイトもありますので、そちらを参考にしていただくと良いかと思います!

退職金以外にもらえるお金って何?

退職金の他にも、もらえたお金がありました!それが次の2つです。

・全日本教職員組合共済会の退職退会給付金(54600円)
・教職員互助組合の退会給付金(98644円)

多くの先生方が「共済」や「互助組合」に入っておられるのではないかと思います。毎月の給料からすこーしずつ引かれているアレです。

気になる方は、一度給与明細を確認してみてください。「共済」や「互助」として引かれているものがあると思いますよ。

私自身、これらのお金は全く考えていなかったので「もらえてラッキー」程度のものでした。

ここまでご紹介してきた

・退職金
・共済の退職金
・互助組合の退会金

この3つの合計(176万9779円)が、退職の際にもらえたお金ということになります。

この金額を見て転職をどう考える?

この金額って安いの?高いの?

今回の私の退職金の場合「自己都合」で「途中退職」となりますので、やはり「定年退職」の場合の退職金が2000万円を超えることに比べると、もらえる金額は大きく減少するため、今回の退職金の額は「安い」と言えるのかもしれません。

退職金がもらえるのに転職するのはもったいない?

こういった金額を見ると「退職金が2000万円以上もらえるのに転職するのはもったいない」という考えも出てくるかと思うのですが、私は、退職金があるから教員を続けるという考え方は危ないと思っています。

退職金減少のニュース(かなり古い記事です)
教員の駆け込み退職問題 「制度欠陥」「モラル」で混乱(産経新聞より)

退職金2000万円というのは、あくまで35年前に新卒として働き始めた先生方が「今」もらっている退職金の額です。

退職金の金額が右肩下がりになっていたり、定年がどんどん伸びていたりする現状を考えると、私達が定年を迎える30年以上先に同じだけの額がもらえるとは限りません。仮にもらえたとしても

退職金2000万円のためにモヤモヤしたまま30年以上この仕事をするのか?

と考えると、私の場合は「それは嫌だ」という答えになったので転職活動をしようと思ったわけです。


モヤモヤの詳しい理由はこちらの記事を御覧ください!

【なぜ】公立小学校教員が転職を考えた5つの理由いつもお世話になっております。あずまです。 30歳で公立小学校教員からIT企業の教育部門へと転職しました。 今回のテーマはこちら...

転職を考える際には「退職金があるのにもったいない」という気持ちは一旦置いておきましょう。

その上で、自分がどのように働きたいのか、その願いが教員という仕事を続けることで叶うのか、ということを考え、転職をするのか、そのまま教員を続けるのかを検討すると良いと思います。

まとめ

今回は、採用8年目が退職した際に、退職金をいくらもらえたのかということについてお伝えしました。

金額はこんな感じ

退職金:161万6535円
共済の退職金:54600円
互助組合の退会金:98644円
合計:176万9779円

転職を考えると「退職金があるから…」という考え方になる人もいますが、退職金を軸に転職を考えるのはあまりにも危険です。

退職金はあくまでオマケ程度に考えて、自分自身が今の仕事に満足できているのかをよく考えてみましょう!

転職にはリスクが伴いますが、転職活動はノーリスクです。
転職活動をして納得して先生を続けるも良し!
良い転職先があれば転職するも良し!
まずは一歩踏み出してみましょう!

この記事が少しでも転職を考える先生方の役に立てたのなら幸いです。

それでは失礼致します!