いつもお世話になっております。あずまです。
30歳で公立小学校教員からIT企業の教育部門へと転職しました。
今回のテーマはこちら!
「転職をパートナーに伝える前に考えること」
「転職を考えていることをパートナーに伝えたら大反対にあった…」
「反応が怖くて転職したいことをパートナーに伝えられない…」
よく聞く話です(汗)
そこで今回は、私自身の経験や私生活を踏まえて、パートナーに転職を理解してもらうためのポイントについてお伝えしようと思います!
・パートナーに転職したいことを伝えられない!
・転職したいことを言ったがパートナーの理解が得られない!
そんな先生方の一助となればと思います。
今回はどちらかというと息抜きネタです。肩肘張らずご覧いただければ幸いです!
それではいってみましょう!
結論:あずまはどうやって伝えたのか?
まず初めに、私自身はどの様に転職したいことをパートナーに伝えたのかを紹介しておきます。それはズバリ…
「転職しようと思うんやけど、いいかな?」
シンプルイズベスト。何のひねりも工夫も感じられない火の玉ストレートのような言葉です。これに対して、奥様はというと…
「あなたがやりたいと思って決めたことなら、やってみればいいんじゃない?」
と言ってくださいました。
なんて素敵な奥様なのでしょう。頭が上がりません。頭が地面にめり込みそうです。
現在の会社の最終面接後にも面接官の方とこの話題になったのですが「いい奥さんをもらったねぇ…」と言われてしまいました。
ただし、無条件でこのような反応が返ってきたわけではありません。このように言ってもらえたポイントはこの4つです!
①まずは転職に興味関心を持ってもらう
②余裕ある家計を作る
③まずはパートナーの要求を満たす
④その上で転職に関する話し合いをする
では、私が普段の生活の中で具体的にどのようなことをしていたのかを紹介していこうと思います。
転職を受け入れてもらうために必要なこと
まずは「転職に興味関心をもってもらえる」ようにする!
そもそも、突然「転職するわ!」なんて言われたら誰だって驚きます。
私の場合、転職を考えている期間が長かったこともあり、普段の生活の中でさり気なくYouTubeの動画を流したり「転職してみたいな」と時々奥様に話をしたりしていました。
その会話の中で
・転職したらどんな仕事をしたいのか
・どれくらいの年収の仕事ならやっていけるのか
・転職に対する考え方
・共働き思考なのか、専業主婦(主夫)思考なのか
などといったことを、話題にして、自分の思いをさり気なく伝えるのと同時に、奥様の仕事や転職に対する思いや考えを探っていました。
これを何度も続けることで私の考えを奥様に知ってもらう、理解してもらうことができ、いざ転職の話をした際も「前から言ってたもんなぁ」とそれほど驚かれずに済みました。
黒字家計&ある程度の資産保有で年収ダウンもどんとこい!
意外と重要なポイントとなるのが「黒字家計であること」そして「ある程度の資産があること」です。
教員からの転職を考える場合、年収が下がる場合も多いです。パートナーに転職を伝える際、年収は理解を得られるかどうかの大きなポイントになります。黒字家計&ある程度の資産があれば、多少の年収ダウンは受け入れてもらえる可能性がぐっと上がるのではないでしょうか。
ちなみに私の場合、給与は年収ベースで50万円下がりましたが、家計は黒字(毎月積立NISA2人分満額+財形貯蓄)でしたし、生活費の3年分程度の資産はありました。そのため「多少年収が下がっても大丈夫」と奥様に納得してもらうことができたのです。
良好な関係を築くためには化粧品売場に行け!
これだけ見るとなんのことかさっぱり分からないですよね。
転職に限った話ではないですが、パートナーとお互いのことを理解できているのでしょうか?より良い関係性が築けているのでしょうか?
大切なのは「自分の要求を飲んでもらう前に、まずは相手の要求を満たそう」ということです。そのバロメーターの1つが「奥さんの買い物に嫌々付き合っていませんか?」だと、思っています。私は一緒に化粧品売り場に行き過ぎて、製品の名前も覚えるようになり、なんならお使いを頼まれるまでに成長しました!笑
それではここで、私、あずまがどのように奥様と接しているか見てみましょう!ぜひ、ご自身と比べながらご覧ください!
家計管理 | 夫:妻=10:0 喜んで家計管理をする。あくまで基本は別財布。 |
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家事分担 | 夫:妻=8:2 喜んで家事をする。出勤前に夕食の下ごしらえもする。 |
休日の過ごし方 | 奥様ファースト |
送り迎え | 美容院、ネイル、飲み会の送り迎えを喜んでする。 |
買い物 | 化粧品、カバン、衣服、なんでも喜んで付き合う。 |
なんだか、「こんなにやってますよ」という自慢みたいになってしまいましたね…
ただ、本当に苦痛に思うことなくやっていることなので、自慢したいわけでは無いのです。私の場合は、こういった「パートナーの要求を満たす」ということがある程度できていた甲斐あってか、奥様は様々な場面で私を立ててくれますし、言葉でも「いつもありがとう」と伝えてくれます。
どうでしょう?
普段の生活の中で、皆さんのパートナーの方は「この人は私のことを大切にしてくれている(満たしてくれている)」と感じてくれているでしょうか。
その気持ちが育まれていないのに、いざ転職するとなった時に「なんでわかってくれないんだ!」「俺のことを理解してくれ!」「転職させてくれ!」はなかなか難しい注文ですよね。
パートナーにとっても、あなたの転職は人生の一大イベントです。慎重になって当たり前です。
ましてや公務員である教員からの転職となると、安定を手放すというイメージが強いため余計に慎重になります。自分を理解してもらう前に、相手を理解し、お互いによりよい関係を築くことを心がけましょう。そうすれば、自然と「あなたの決めたことなら信じる」と言ってもらえる(はず)です!
まとめ
今回は「転職をパートナーに伝える前に考えること」についてお伝えしました。
転職は小出しに伝える
→突然転職について伝えるのではなく、興味関心を持ってもらい、普段から働き方や今後の人生設計について話す機会を作り、あなたの考えをパートナーに知っておいてもらいましょう。
黒字家計&ある程度の資産保有で年収ダウンもどんとこい!
→教員からの転職では年収が下がることもしばしばあります。年収ダウンはパートナーにとっても痛手です。年収ダウンを受け入れられるように、余裕のある家計・資産作りを心がけましょう!
良好な関係を築くためには化粧品売場に行け!
→自分のことばかり理解して欲しいと思ってはいないでしょうか?不安の伴う決断を支持してもらうためには、日頃の行いや普段のパートナーへの接し方が大切を大切にし、相手を満たすことを考えてみましょう。
①まずは興味関心を持ってもらう
②余裕ある家計を作る
③まずはパートナーの要求を満たす
④その上で転職に関する話し合いをする
転職にはリスクが伴いますが、転職活動はノーリスクです。
私の場合は興味関心を持ってもらうために、家の中でYouTubeを流すというところから、転職に至るまで2年かかりました!笑
転職はあなたのパートナーにとっても人生における一大イベントとなります。
だからこそ、しっかりとパートナーとの信頼関係を築いた上で、お互いが納得できる転職を実現させて欲しいと思います。(ある日突然、相談せずに「転職してきたわ!」というのは夫婦関係を崩壊させる可能性大なのでやめておきましょうね!)
焦らず進めていきましょう!
この記事が少しでも転職を考える先生方の役に立てたのなら幸いです。
それでは失礼致します!